【どっちが良い?】サロンシャンプーと市販のシャンプーの違いとは?

いつも使っているシャンプー、何を基準に選んでいますか?

ブランド、香り、髪の仕上がりなど、選ぶ理由は人それぞれですね。

毎日使っているシャンプーが、髪の原因だとしたら…?

髪や頭皮のトラブルを抱えている方は、一度シャンプーを見直してみることをおすすめします。

今回は、サロンシャンプーと市販シャンプーの違いを詳しくご紹介します。

 

サロンシャンプーと市販シャンプーの違い

女性の頭皮の悩み

【サロンシャンプー】の特徴

  • 髪や肌に優しい適度な泡が立つこと
  • 美しいヘアデザインをサポートすること
  • カラーやパーマの持ちが良くなること
  • 次回のカラーやパーマの邪魔をしないこと
  • ダメージを進行させないこと
  • 髪や肌に良い成分が配合されていること

 

【市販シャンプー】の特徴

  • 簡単にクリーミーな泡が立つこと
  • 泡立ちが良いのに指通りが良いこと
  • 香りがいいこと
  • 容器・パッケージが良いこと
  • 値段の安いこと
  • 宣伝広告で目立てるように見せられること

 

市販シャンプーは、主に”使い心地の良さ”と”イメージの良さ”を重視

「泡立ちが良くて気持ちいい!」「指通りもツルツル!」「いい香り!」「CMがかっこいいし、容器も可愛い!」という感じです。

そして、1回の使用でも”分かりやすい”ことが重視されています。

その代わりに、長期間使用すると髪や肌に負担を与えたり、髪がぺったんこになるなどのデザイン崩れを起こしたり、カラーやパーマが落ちやすい、かかりにくいなどの弊害を起こす場合があります。

 

サロンシャンプーは,”素材の美しさ”と”ヘアデザインの美しさ”を重視

髪や、地肌に負担をかけないようにヘアカラーやパーマ、カットで作り出したヘアスタイルを楽しんでもらえるように設計されているのがサロンシャンプーです。

  • 市販のものと比べて泡立ちが弱い
  • 髪のツルツル感が少ない
  • 値段がちょっと高い

というようなデメリットがあるものの、使い続けるうちに髪の状態が確実に良くなると実感できるものです。

 

シャンプーを選ぶ際の2つのポイント

頭皮湿疹の原因

洗浄成分

洗浄成分としての役割をもつ界面活性剤

シャンプーについて調べたことがあればラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naが髪や頭皮に悪いという情報を見たことがあるかもしれません。

 

【市販シャンプー】

このラウリルラウレス硫酸Naという界面活性剤は非常に安価で尚且つ、泡立ちがよく、強い洗浄力が特徴です。

市販のシャンプーの洗浄成分として一番使用されている界面活性剤でもあります。

デメリットとして頭皮への刺激性、髪の毛へのダメージが強いといった問題があります。

つまり市販シャンプーはどんな汚れでも落とす、泡立ちがよく使いやすいといったメリットがあります。

しかしカラーやパーマまで一緒に落としてしまう、乾燥肌、敏感肌の人には洗浄力、刺激性ともに強すぎるといったデメリットがあります。

 

【サロンシャンプー】

その一方で美容院で売られているシャンプーにも実はラウレスラウリル硫酸Naが使用されています。

サロンシャンプーで主に使用されるアミノ酸系の界面活性剤だけでは、スタイリング剤や過剰に分泌された皮脂など、取り切れない汚れが出てしまったり、泡立ちが悪くなってしまうことがあるため、混ぜて使われることがあるのです。

つまり、美容院で売られているシャンプーは、洗浄力の優しいアミノ酸系界面活性剤とラウレス、ラウリル硫酸Naを混ぜることで、刺激性、髪へのダメージを抑えつつ、泡立ちの良さと適度な洗浄力を作り出しているのです。

 

シリコン

洗浄力が強いと必要な油分まで落としてしまうため、本来は髪がきしんでしまい指通りが悪くなります。

その”悪い使用感”をカバーするために配合されているのがシリコンです。

シリコンは鍵穴や自転車のチェーンの滑りを良くするときに使用される”滑り剤”のようなものです。

市販シャンプーの多くが「泡立ちが良いのに指通りが良い」のは、高級アルコール系の洗浄成分とシリコンを組み合わせているからなのです。

シリコン自体の安全性は高いのですが、非常に油分の強い物なので、頭皮を洗うシャンプーには本来おすすすめ出来ません。

毛穴に詰まってしまう可能性が高く、毛髪の健全な環境を損なうのです。

また、その中でも”高分子シリコン”と呼ばれるものはコーティング力が強く、指通りとツヤを良くしますが、長期間使用し続けることで蓄積するとカラーやパーマが思い通りにならないといった原因になります。

最近では市販シャンプーでも「ノンシリコンシャンプー」と呼ばれるものが人気になっています。

そのこと自体はいいのですが、単に”泡立ちが悪いから髪がきしまない”ということでは、本来のシャンプーの意味が無くなってしまいます。

どんな洗浄成分やその他の成分と組み合わせているかも重要なポイントになります。

 

ダメージケア成分や頭皮ケア成分による違い

シャンプーの選び方

市販品のシャンプーと美容院のシャンプーでは目的が大きく異なります。

市販品のシャンプーは、安価で誰でも使いやすく、汚れをしっかりと落とす。という事を目的とし、

美容院のシャンプーは、髪の毛、頭皮のケアをしっかりとし、汚れも落とす。という事を目的とします。

このため、市販品のシャンプーには強い洗浄力と泡立ちの良さが重要視されます。

また髪が傷んでいると絡まりやすく洗いにくい為、シリコンを多く含める事により、シャンプー時の摩擦を和らげて洗いやすくしてくれていたりもします。

つまり髪と頭皮を洗うために、どんな汚れでも落とし、すごく簡単に泡がたつというのが市販のシャンプーの1番の特徴です。

それに対して美容院のシャンプーでは髪と頭皮を洗うのに加えて、髪のダメージケア、頭皮環境の改善を目的としているため、栄養分が非常に豊富に含まれています。

この栄養分が豊富に含まれている分、市販品に比べ、界面活性剤の量が少なくなるため若干泡立てが難しいものがあったりします。

つまり、髪と頭皮を洗いながらカラーやパーマの持ちを良くし、キレイな髪、健康的な頭皮を作るというのが美容院のシャンプーです。

ヘアダメージ、頭皮の状態が気になるのであれば美容院のシャンプーを選ばなくては根本的な解決は難しいと思います。

 

まとめ

シャンプーの選び方

しっかりと髪と頭皮のケアをするのであれば、美容院のシャンプーを使用し、ただ頭と髪を洗うだけでいいのであれば市販のシャンプーを使用するのが良いと思います。

ただし、毎日使用するものなので、美容院のものを使ってきた人と市販のものを使用してきた人では、40代以降にあらわれるエイジング毛(折れるようなくせやパサついて広がる髪)の症状に大きな差が出てくるとは思います。

自分のライフスタイル、将来の自分の髪を考えて選びましょう。

 

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