【ゴワゴワ硬い髪の毛を柔らかくする!】実はシャンプーが原因だった

髪の毛が硬いとスタイリングがうまくいかなかったり、ゆるふわな髪型も楽しめませんよね。

硬い髪の毛をどうにか柔らかく出来ないものか?

または柔らかく見せる方法はないのか?

髪の毛が硬い方の悩みは尽きないものです。

 

硬い髪質の特徴

ゴワゴワな髪

どうして髪の毛が硬くなってしまうのでしょうか。

髪の毛の仕組みについてお教えします。

 

髪の毛が硬いってどんな状態?

髪質には『硬い』『柔らかい』の他に、『太い』『細い』などと表現されます。

一般的に髪の毛の一本一本が太い場合が『硬い髪質』と言われ、反対に髪の毛が細いと『柔らかい髪質』と大きく分けられます。

髪質の違いは遺伝的要素が強い傾向にあり、髪の毛の成分にある『キューティクル』と『コルテックス』の違いによって形成されます。

キューティクルと髪のしなやかさの関係

髪の毛の表面を覆っている部分をキューティクルと言います。

魚のウロコのような形をしているキューティクルは、髪の毛を柔軟に変化させる特徴があります。

さらに、髪の『しなやかさ』を作る効果もあります。

キューティクルが密接に重なり合い、整った状態だとツヤ感のある健康的な髪の毛になります。

キューティクルが剥がれてしまうと、髪の毛がパサパサしやすくなり、ダメージに繋がってしまいます。

コルテックスと髪の太さの関係

コルテックスとは、髪の毛の中にある繊維状の層のことです。

この層の大部分はタンパク質で出来ており、髪の毛の大部分を占めています。

コルテックスの量が多いと髪の毛が太くなり、いわゆる硬い髪の毛に繋がります。

コルテックスが減ると、髪の毛が柔らかくなったように感じるのですが、これは髪の毛が細く痩せてしまった証拠ですのであまり良くありません。

 

硬い髪質の髪の毛を柔らかく出来るのか

女性の髪の悩み

髪の毛を柔らかくしたくても、細く痩せた髪質にすることはダメージの面から見てもちょっと避けたいところですよね。

では、硬い髪の毛を柔らかくすることは避けた方がいいのでしょうか。

硬い髪を柔らかくする方法はあるのか

キューティクルの厚さが硬さの原因ならば、物理的に削ってしまえば髪の毛は柔らかくなります。

カラーリングやパーマで髪の毛の内部やキューティクルが損傷し、柔らかくはなります。

しかし、それは痛みと引き換えなので傷めば傷むほど柔らかくコシが無くなりますが、手触りも悪くなります。

傷ませるのは嫌だという場合は、水分が多ければいつもよりは柔らかくすることが出来ます。

少しでも水分保持力を上げるためのシャンプーやトリートメントを使えば、多少の柔らかさはUPさせることが出来ます。

 

昔は髪の毛がサラサラだったのに、髪質が急に変わったという場合は、頭皮の毛穴のつまりが原因になっている場合があります。

毛根にある毛母細胞で作られる髪の毛は、毛穴を通って頭皮から伸びます。

この毛穴と頭皮が皮脂などによって塞がれると、髪の毛を育てる新鮮な酸素と十分な栄養を含んだ血液が行き届かなくなり、健康的な毛髪が育ちにくいことが考えられるのです。

 

髪の柔らかさは見た目と触り心地で違う?

女性の後ろ姿

髪の毛の柔らかさは、毛髪の細さに影響していると思われていますが、それ以外にも柔らかさを引き出すポイントがあります。

それは、髪の毛内部の水分量と油分量です。

髪の毛には一定の水分が含まれているのですが、季節によって乾燥してしまったり、汗などで毛穴がつまったりしてしまう影響で、髪の毛の水分量が減ってしまう場合があります。

水分量があると、髪の毛を保湿してくれているということになるので、その水分量が無くなることで髪の毛の保湿力が失われてパサパサ髪質になってしまう恐れがあります。

さらに水分量が減ると、髪の毛全体がペタッとしてしまい、ふんわりとした膨らみが無くなってしまいます。

また、髪の毛の潤いを保たせるためには水分量だけではなく、油分量も大切です。

この2つが良いバランスになることで、髪の毛を滑らかで柔らかな触り心地にしてくれるのです。

 

髪を柔らかくするシャンプーやトリートメントの選び方

シャンプー

髪の毛を柔らかくするには、水分量と油分量が大切だという事が分かりましたね。

それではどうしたら、その2つを取ることが出来るのでしょうか?

髪の毛を健康な状態にする

健康的な髪の毛を育てるために、まずは頭皮ケアをすることが大切です。

シャンプーは毎日すると思いますが、洗い残しが無いようによく流しましょう。

また、トリートメントを使用する場合は、頭皮に付着しないように気を付けて下さい。

髪の毛を柔らかくするシャンプーの選び方

硬い髪の毛で悩んでいる方には、アミノ酸シャンプーがおすすめです。

アミノ酸シャンプーは、髪の毛の水分量を保つCMC(セラミド)が入っている為、髪の毛の潤いを維持します。

さらにセラミドには、水分と油分をコントロールする成分が入っているので、アミノ酸系シャンプーは髪の毛の柔らかさやしなやかさを引き出してくれます。

頭皮が弱い人や、髪の毛のパサパサに悩んでいる人は、アミノ酸シャンプーを使用して髪の毛の潤いやしなやかさを実感してみて下さい。

髪の毛を柔らかくするトリートメントの選び方

髪の毛を柔らかくする目的で選ぶなら、コンディショナーやリンスではなくトリートメントを選びましょう。

コンディショナーやリンスには、界面活性剤という頭皮に刺激の強い成分が入っているのが影響して、髪の毛をサラサラにしてくれる反面、細く痩せさせてしまいます。

髪の毛の表面を整えるのには適していますが、内側のヘアケアにはなりません。

しかし、トリートメントには界面活性剤が使われていないものが多く、髪の毛の内側からケアしてくれる成分が入っていることが特徴です。

さらに、シリコンが入っているトリートメントを選ぶようにしましょう。

シリコンが入っているトリートメントは、髪の毛の潤いを維持することに適しています。

シリコンの他だと、CMCやコラーゲン成分入りのトリートメントは髪の毛を柔らかくしてくれますよ。

 

髪の柔らかさを保つために出来ることは?

柔らかい髪

柔らかくなった髪の毛はずっと維持したいですよね。

では、どうすれば手触りの良い柔らかな髪の毛を維持することが出来るのでしょうか。

髪の毛をしっかり乾かしてから寝る

シャンプーした後は、しっかりと髪の毛を乾かす事で髪の毛のごわつきを防ぐことが出来ます。

キューティクルが開くと、髪の毛はごわつきます。

キューティクルは濡れた状態で開くので、そのままで寝てしまうと髪の毛の内側から水分が出てしまいごわつきの原因となります。

毎日しっかりと髪の毛を乾かすだけでも、柔らかい髪の毛に近づける第一歩になるんですよ!

 

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アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)をつける

ヘアオイルやヘアミルクを付けるのも、髪の毛を柔らかくする上でおすすめのヘアケアになります。

ヘアオイルなどに含まれている油分には髪の毛を柔軟にしてくれる効果があり、髪の毛の広がりを抑えることが出来ます。

特にドライヤー前に使うことで、開いたキューティクルの隙間から油分が髪の毛の内部に入り込んでくれるので、しっとりとまとめやすくすることが出来ます。

その状態で乾かせば、ゴワゴワした質感は無くなり、ボリュームも抑えることが出来るので、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)は使用することをおすすめします。

 

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アイロンの使い方を見直してみる

硬い髪のおさまりを良くするためにアイロンを使う方もいると思います。

ですが、アイロンはかなりの高温な為、使えば使う程ごわつきやすくなってしまいます。

その為出来るだけ髪の毛に負担をかけないような使い方を意識しましょう。

何度も同じ場所にアイロンをすることで髪の毛がタンパク変性を起こして硬くなってしまう可能性があるので、アイロンを使用する際は160~180℃で1回で真っすぐに出来るようにしましょう。

もしどうしても1回で伸ばすことが出来ない場合は、110~130℃くらいの温度に設定するといいですよ。

 

まとめ

柔らかい髪

今回はゴワゴワな髪の毛を柔らかくする方法をご紹介しました。

硬い髪質を根本から変えることは難しいのですが、シャンプーやトリートメントの選び方、日頃のヘアケア次第で硬い髪を柔らかくすることは可能です。

ごわつきやパサつきの原因をしっかりと理解し、身近に出来るところから一つずつ対策をして柔らかくしなやかな髪の毛を手に入れましょう。

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