お風呂上りに濡れた髪を放置して、自然乾燥していませんか?
濡れた髪のまま、眠っていませんか?
「ドライヤーの熱で髪が傷みそうだから」「面倒くさいから」といった理由から、自然乾燥をしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ドライヤーは熱で髪を傷めるからといって乾かさずに放置していると、逆に髪を傷める原因になってしまうのです!
自然乾燥で寝ると髪が傷むのか?
濡れた髪は、キューティクルが開いたままになっています。
開いた状態のキューティクルは、剥がれ落ちやすく、ブラッシングなどで簡単に傷ついてしまいます。
その為、例えば半乾きの状態でブラッシングや、そのまま寝て枕に顔を当ててしまうと、摩擦によりキューティクルが剥がれて傷ついてしまうことがあります。
(パサつきや枝毛の原因にも繋がります)
ツヤのあるキレイな髪は、キューティクルもキレイで傷んでいません。
髪が濡れている時間=キューティクルが開いている時間ですので、ドライヤーに比べ自然乾燥だと、キューティクルが傷む危険に長時間さらされる結果となってしまうのです。
髪を乾かさずに寝ると他にも悪影響が…!
臭いや痒み、薄毛の原因にも
髪には常在菌が潜んでいる為、濡れている状態が続くと雑菌が繁殖してしまい、臭いや痒みの元になります。
さらに、髪が濡れたままで寝てしまうと枕と髪が接触している部分は湿度が高まる為、より菌が繁殖しやすくなってしまいます。
また、濡れたままの頭皮は寝ている間に冷えてしまい、血流の悪化にも繋がります。
頭皮の血流が悪いと白髪になりやすかったり、薄毛の原因になる可能性があるといった悪影響や頭皮が臭くなってしまう原因にもなります。
寝癖がつきやすくなる
髪には、タンパク質の水素結合というものがあり、乾いた時に結合されて髪の毛の形が決まります。
その為、中途半端に濡れた状態で寝てしまうと、朝起きた時に変な寝癖がついてしまうという訳です。
ドライヤーで乾かすメリット
髪は熱に弱いからドライヤーを使いたくない、という自然乾燥派の方も多いと思います。
確かに髪が熱に弱いのは事実なので、ドライヤーで乾かす時はドライヤーを近づけすぎない様に、出来るだけドライヤーを動かし続ける様に、という点に気を付けるといいですよ。
逆に言うと、それさえ守ればドライヤーの熱による心配はほとんどありません。
美容院では必ずドライヤーを使いますよね。
髪は濡れている状態だと何かと髪を傷める要因が増える為、出来たらお風呂上りは速やかにドライヤーで乾かしましょう。
キューティクルを正常な状態に戻す
髪の毛が濡れている時は、キューティクルが開いていて傷みやすい状態です。
開いたままの状態でいると、髪の内部の栄養が出てしまいキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。
早めにドライヤーで乾かすことで、キューティクルを正常な状態に戻すことが出来ます。
寝癖がつきにくい
朝起きたら変な寝癖がついていて困ることはありませんか?
それは、夜しっかり髪を乾かしていない証拠です。
髪は、髪が乾く際に水素結合が起こることで形が決まります。
その為、しっかり夜に乾かしておけば翌朝の寝癖の心配もしなくて済むのです。
健康な頭皮に
頭皮(地肌)をきちんと乾かす事により。頭皮トラブルや臭いの原因を作る雑菌の繁殖を防ぐ事が出来ます。
しっかり根元から乾かして、頭皮と髪の健康を保ちましょう。
普段完全に髪を乾かしていないという方は、この様に神谷頭皮のトラブルが起こる前に、しっかり乾かして健康な髪を保つようにしましょう!
寝る以外にこんなこともダメ
髪が濡れた状態のままの状態でやってしまうと髪に良くない事がいくつかあるので注意が必要です。
髪が濡れた状態でのブラッシングは厳禁!
お風呂上りに髪をブラッシングするのはキレイな髪を保つ為にも大事な習慣ですが、髪が濡れた状態でブラッシングをするのは髪を傷める原因となります。
髪が濡れているとブラッシングの通りが悪くなり、ブラシが髪に引っかかってしまいます。
これが髪を傷めてしまう原因となる為、ブラッシングは髪が乾いている時に行いましょう。
まとめ
一度剥がれたキューティクルは、トリートメントでも再生することが出来ません。
オーバードライ(乾かし過ぎ)も良く無いのですが、髪と頭皮の健康を考えるのならばしっかりとタオルドライをした後にドライヤーを使用しサッと短時間で乾かしましょう!
せっかくトリートメントで髪を整えても、乾かす作業を無視してしまう事で全て台無しになってしまうのです。
濡れた髪の毛の状態が長ければ長いほどダメージの原因になってしまいます。
キレイな育毛の為にも、お風呂から出たらすぐにタオルドライをしてドライヤーで乾かしましょう!