毎日使うヘアアイロン。
ヘアアイロンをするときって思わず温度を上げてしまいますよね。
早くスタイリングを終わらせることが出来ますし、しっかりとキープ力が出る気がする…。
でもそうとは限らないのがヘアアイロン!
ヘアアイロンの最適な温度と使い方をマスターして、夕方までキープ出来るヘアを作っていきましょう。
ヘアアイロン正しく使えていますか?
何気なく毎日使っているヘアアイロン。
「ヘアアイロンはいつも適当にボタンを入れて使うだけ!」
という人は多い様です。
「熱くなればちゃんとスタイリング出来るし、温度って関係あるの?」
そう思われるかもしれません。
ですが自分の髪に合っていない温度でヘアアイロンを使い続けると、髪のダメージが深刻化して取り返しがつかなくなってしまいます。
高温のヘアアイロンを使い続けていると、髪が火傷してタンパク質が変性してしまいます。
タンパク変性してしまった髪は、正しい水分量を保つことが出来なくなり、乾燥しやすくなり、まとまりにくくなります。
そして乾燥で広がるからまたヘアアイロンを使う…というようにダメージがどんどん積み重なってしまうのです。
ですが、髪の毛はキューティクルが閉まった状態のときであれば水分が蒸発しないように守られています。
キューティクルが閉まっている状態で正しい温度で使用していれば、ダメージを最小限に抑えることが出来ます。
サラサラな美髪を守るためのヘアアイロンの使い方をご紹介します。
髪が傷まないヘアアイロンの温度は?
皆さんはヘアアイロンの適正温度って知っていますか?
ヘアアイロンは主に、髪を真っすぐにする「ストレートアイロン」、髪にカールやウェーブをつける「カールアイロン(コテ)」の2種類のタイプがあります。
適正温度はストレートアイロンとカールアイロン(コテ)で変わってきます。
また、気を付けるべきとしては「濡れた髪の毛にヘアアイロンを当てる」事です。
濡れているままの髪の毛にヘアアイロンを当ててしまったときに、ジュ~という音を聞いた事はありませんか?
この行為はかなりのダメージを髪に与えてしまうので、行わないように気を付けてくださいね。
【ヘアアイロンの適正温度を知る】ストレートアイロンの適正温度は?
ストレートアイロンの適正温度は150度前後。
150度前後に設定して使用することで、高温すぎないので傷んでしまう心配が少なくなります。
また、ヘアアイロンを何度も同じ位置でスライドさせることはなるべく避けましょう。
出来れば1回2~3秒が望ましく、多くても2,3回までにストレートになるようにして下さい。
それが難しいという方は、ヘアアイロンをする前にドライヤーでブローをしてからヘアアイロンをすることで、ダメージを抑えてストレートになりやすくなります。
180度以上などの高温で、同じ個所に何回も当てたり、長時間当て続けてしまうと、髪を傷めてしまいます。
【ヘアアイロンの適正温度を知る】カールアイロン(コテ)の適正温度は?
カールアイロン(コテ)の適正温度は170度程度です。
通常の太さの髪の場合、あまり低温だと髪がセット出来ないことが多いです。
セット力が弱い為にアイロンを当てる秒数が長くなるとダメージも重なってしまいます。
170度のアイロンで短時間でスタイリングを決めるのが、ダメージを少なくするコツです。
ですが極端に髪が細い場合や傷んでいる場合には、低温ヘアアイロンでのセットが良いでしょう。
その場合は150度前後の低温で、しっかりベーススタイリング剤を使ってアイロンを使いましょう。
【ヘアアイロンの適正温度を知る】前髪を巻く際の適正温度は?
前髪を巻く際には、低めの温度で始めるのがおすすめです。
低めの温度の方が失敗しにくい為です。
さらに前髪は薄いので低めの温度でもしっかりクセがつきます。
前髪を巻く際のヘアアイロンの温度は130度~150度程度が理想です。
前髪を上と下2つに分けて、下の前髪から巻いていきましょう。
そうすることで巻き残し無く、キレイなカールを作ることが出来ます。
ヘアアイロンを使う時のポイント
しっかりスタイルをキープさせるための、ヘアアイロンの使い方のポイントを紹介します。
ヘアアイロンは乾いた髪の毛に使う
ヘアアイロンは、完全に乾いた髪の毛に使う様にしましょう。
濡れた髪に使うことで、髪のダメージに繋がることもあります。
洗い流さないトリートメントをつける
朝にシャワーを浴びている方や、寝ぐせを直すためなどで髪を濡らす方は、乾かす前に「洗い流さないトリートメント」をつけましょう。
トリートメントをつけることで髪をコーティングすることができ、髪に当たるドライヤーとヘアアイロンの熱を和らげることが出来ます。
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毛流れを揃えてからヘアアイロンを使う
一度コームやブラシなどで髪の毛を整えてから、ヘアアイロンを使いましょう。
ドライヤーをする時のように、キューティクルの流れに沿って上から下に向かってヘアアイロンをすることで、キレイに髪をセットすることが出来ます。
ヘアアイロンを同じ部分に何度も当てない
ヘアアイロンを何度も同じ部分にスライドするのは避けましょう。
例え低温だとしても、熱を何度も当てることで髪に熱が蓄積され、ダメージが進行してしまいます。
まとめ
ヘアアイロンを使用する際の温度や使い方のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたか?
ヘアアイロンをダメージレスに使うコツは、ずばり温度調節です!
温度を選び、アイロンを使う前の下準備をしっかり行うことで、あなたの髪の健康を守ることが出来るでしょう。