ヘアカラーやパーマをするのが当たり前の現代で、髪の毛のダメージで悩んでいる人はたくさんいると思います。
気にしてはいるけど、ケアの仕方がわからない。
ケアしているつもりだけど綺麗にならない。
など、様々な悩みを抱えてはいませんか?
そこで、今回は意外と知らないお風呂でのヘアケア方法をお伝えします。
お風呂でのヘアケアが大事な理由
髪の表面は「キューティクル」という、うろこ状のもので覆われています。
キューティクルは髪を外部からの刺激から守る役割と、髪の栄養分や水分を逃がさないように閉じ込めてくれる役割があります。
キューティクルが整っているとハリやツヤもあり、指通りも良くなります。
しかし、キューティクルがダメージなどではがれてしまうと髪の内部の栄養分が流れ出てしまい、ハリコシやツヤを失い、絡まりやすくなり、扱いにくくなります。
髪が濡れるとキューティクルが開き、髪の内部に栄養分が入りやすくなるので、このタイミングで栄養分の入ったシャンプーやトリートメントでしっかりケアすることで、ハリコシのあるキレイな髪の毛に近づいていきます。
そのため、お風呂でのケアは大事なのです。
シャンプーやトリートメントは毎日使うものなので、栄養分の入った、髪質にあったものを選んでケアしていきましょう。
効果的なシャンプー方法
1.まず、髪の毛を濡らす前に目の大きなブラシまたは柔らかいブラシでブラッシングします。
ブラッシングすることで髪についているホコリなどの汚れを落とし、髪の絡まりをほどいて、お湯が全体に通りやすい状態を作りましょう。
絡まっている髪の毛を無理やり解いてしまうと髪の毛がちぎれてしまうので、毛先のほうから少しづつゆっくりほどいていきましょう。
2.シャンプーをする前にお湯でよくすすぎます。
指の腹を使って頭皮や髪をしっかりと流していきましょう。
すすぐ時間の目安は3分です。
3.シャンプーを手のひらにとり、泡立てます。
シャンプーをいきなり頭皮につけてしまうと泡立てるために髪をゴシゴシとこすってしまうため、キューティクルが傷ついてしまうので、あらかじめ泡立てることでキューティクルを保護することに繋がります。
洗うときはゴシゴシとせずに、指の腹で頭皮を動かすようにマッサージしながら全体を洗っていきます。
このときに爪を立てないようにしましょう。爪を立てると地肌をいためてしまいます。
髪の毛が長い人は毛先にも泡をなじませましょう。
4.シャンプーを終えたらしっかりと流しましょう。
流しをおろそかにすると、フケやかゆみなどの頭皮トラブルの原因になります。
流し残りの無いように時間をかけて流しましょう。
シャンプーの選び方に関してはコチラの記事も参考にしてみて下さい。
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効果的なトリートメント方法
1.シャンプー後、しっかりと髪の毛の水分をとります。
2.トリートメントを手のひらに伸ばして、まず中間~毛先につけたあと、表面につけます。
この時、頭皮にはつかないようにしましょう。
頭皮につけると毛穴をつまらせる原因になってしまいます。
3.何回か手ぐしを通して、髪の絡まりを優しくほどいていきます。
その後、目の粗いコームやブラシで、トリートメントが全体に行き渡るように優しくといていきます。
4.髪を何束かに分けて中間~毛先を手ぐしを通しながら優しく揉みこみ、なじませながら数回指を滑らせていきます。
この時、トリートメントが流れない程度にお湯を数滴垂らしながら行ってください。
何回も繰り返していくと毛先がプルプルになってきます。
それがトリートメントが馴染んだ証拠になりますので、毛先がプルプルになるまで数回繰り返してください。
5.トリートメント後の流しはヌルヌルがとれたくらいで大丈夫です。
流しすぎるとキシキシになってしまうので流しすぎない程度に行いましょう。
6.タオルで髪の毛を拭くときはゴシゴシとこすらずにタオルで頭を包み、指の腹で優しく頭皮をマッサージするように拭いていきます。
ゴシゴシとこすってしまうとキューティクルがはがれてしまい、ダメージの原因になります。
毛先はタオルではさんで優しくポンポンと水気をとりましょう。
しっかりと水気をとることでドライヤーの時間が短縮でき、熱ダメージから守ることにもつながります。
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まとめ
お風呂でのヘアケアは簡単に済ましてしまいがちですが、丁寧にしてあげることで髪の毛の状態がよくなっていきます。
ちゃんとケアしているのに効果が出ないという場合は自分の髪質に合っていないということなので、口コミや香りだけに惑わされずに自分に合ったヘアケアアイテムを見極めてください。
どれを使ったらいいかわからない人は行きつけの美容師さんに相談してみましょう。
使っているもの1つ変えるだけでもびっくりするくらい効果を実感できると思いますよ。
お風呂でのヘアケアを頑張って美髪を手に入れましょう!