頭皮湿疹ができてしまう3つの原因と治し方!

頭皮湿疹

かゆみがでたり、かきすぎてかさぶたになってしまう頭皮湿疹。
悩んではいてもあまり対策をとらずに放置している人が人が多い気がします。
頭皮湿疹と一言で言っても原因は様々なものがあります。
そこで本日は、頭皮湿疹の原因別の対策について学んでいきましょう。


脂漏性皮膚炎による頭皮湿疹


しっかりとした対策をしなければ長期間にわたり治りにくいのが脂漏性皮膚炎による頭皮湿疹です。
過剰に分泌された皮脂を食べて増殖するマラセチア菌というカビの一種が原因でが発生します。
頭皮だけでなく、顔にもべたつきがみられることがあるのが特徴です。
赤みのある頭皮湿疹があり、頭皮にべたつきを感じ、フケ、かゆみがある場合は脂漏性皮膚炎による頭皮湿疹である可能性が高いです。
対策として効果のあるものは、

  • 薬用シャンプーを使用する!
  • 食生活を見直す!
  • 生活習慣の見直し!

この3つがあげられます。
まず薬用シャンプーの使用についてですが、シャンプーの仕方から見直す必要があります。
かゆいからといって爪をたてて洗ってしまうと、頭皮湿疹に傷がつきより悪化してしまうので指の腹で優しく、なおかつ洗い残し、すすぎ残しのないように丁寧に洗いましょう。
また以前”頭皮のべたつき改善のためにするべきたった3つのこと!”で説明したように単純にシャンプー回数を増やすとよりひどくなってしまうために注意が必要です。
市販のシャンプーの使用も控えたほうがいいでしょう。
脱脂力、洗浄力ともに非常に強いのですが、頭皮湿疹に対して刺激が強すぎる、より皮脂分泌量が増えるなどのリスクが高いため、薬用、もしくは脂性用のシャンプーを使用しないと日に日に悪化するでしょう。

次に食生活の見直しですが、脂漏性皮膚炎の場合は見直すべき点が複数あり、特に注意が必要です。
見直すべき点として、

  • ビタミンB群の摂取
  • 脂っこいものを控える
  • 刺激物を控える

代表的なものはこの3つです。
ビタミンB群の中でもB2、B6が特に重要です。
この2種類の欠乏が脂漏性皮膚炎の原因の1つと言われています。
食事の中にビタミンを多く含む緑黄色野菜の入ったサラダを取り入れたり難しいのであればサプリメントで摂取しましょう。
次に脂っこいものを控えるのはわかりやすいと思いますが、分泌される皮脂の量を減らすためです。
脂質の多い食べ物は、大量の皮脂を生み出す原因となります。
皮脂分泌量の多い顔や頭皮は特に強く影響を受けることになります。
最後に刺激物を控えることですが、香辛料の多い刺激物を摂取すると頭皮湿疹のかゆみが強くなり、我慢するのが辛くなるほどになります。
コーヒー、たばこ、辛い食べ物はなるべく控えたほうが良いでしょう。
量を減らすだけでも効果があるため、やめるのは難しくても意識して減らしましょう。

最後に生活習慣の見直しですが、ストレス、睡眠不足、過労は皮脂の分泌のバランスを乱す原因となります。
他にも皮膚を清潔に保つことや、紫外線を避けることも脂漏性皮膚炎の改善に有効です。
薬を処方してもらい一時的に改善しても、菌が繁殖しやすい状態のままであれば再発の可能性が高く、また頭皮湿疹に悩まされることになりかねません。
完全に回復させるためにはある程度の期間が必要な症状なので根気強くこれらのことを見直していきましょう。


皮脂欠乏性皮膚炎による頭皮湿疹


乾燥

先ほどの脂漏性皮膚炎と逆で乾燥してしまうことによってできてしまう頭皮湿疹です。
特に空気が乾燥しやすい冬場に発症することが多いです。
皮膚表面の皮脂が乾燥してなくなってしまうことにより、角質が乾燥してしまいはがれてしまいます。
身を守るものがなくなってしまった状態でカビなどの菌がはいってしまったり、シャンプーやシャワーの刺激により頭皮湿疹が発生します。
強いかゆみをともなうため、かきむしり悪化することが多く悪化してしまうとアトピー性皮膚炎につながってしまう危険性があります。
また乾燥が原因となるため、ひび割れや大量のフケが発生します。
対策として大切なのは、とにかく保湿することです。
我慢できないほどのかゆみがでてかきむしってしまうため、すぐにでも対策をうたなければどんどん悪化してしまいます。
シャンプーの刺激でかゆみが悪化してしまうため、かゆみがでてしまうのであればシャンプーをすぐに変える必要があります。
洗浄力がマイルドで保湿性に優れるものを選びましょう。
アミノ酸系の洗浄成分を使用したシャンプーが最も望ましいです。
また皮脂の取りすぎにより乾燥してしまうため、シャンプー回数を減らすことや、湯シャンに切り替えることも効果的です。
他にもシャワーやお風呂の設定温度が40℃以上の場合は皮脂を落とす力が強くなるため、設定温度を下げることも必要です。
あまりにもかゆみが強く我慢することが難しい場合は皮膚科で抗ヒスタミン剤などを処方してもらいかゆみを抑えることで悪化を防ぎましょう。
脂漏性皮膚炎による頭皮湿疹と同様に体質の改善が必要な症状のためある程度の期間しっかりとしたケアをする必要があります。
頭皮の乾燥について詳しく知りたい方は”頭皮の乾燥の原因と対策!~かゆみやフケをなくしたい・・・~”をご覧ください


接触性皮膚炎による頭皮湿疹


接触性皮膚炎による頭皮湿疹は、ある特定の物質が接触したときに発症するアレルギー反応やその物質が持つ刺激によるかぶれによるもので、原因になった物質とと接触した部分にのみ湿疹やかゆみがでる特徴があります。
接触性皮膚炎による頭皮湿疹の場合は原因となっている物質の特定が重要になります。
重度のアレルギー反応でない場合は脂漏性皮膚炎、皮脂欠乏性皮膚炎による頭皮湿疹と異なり比較的早く治すことが可能です。
頭皮湿疹の原因となるものは頭に触れるものが原因となるため、シャンプー、リンス、トリートメントなど毎日頭皮に触れるものによって引き起こされることが多いです。
またアレルギーを起こすものはイメージだと化学物質が多そうなものですが、植物や動物の自然由来の成分が持っている毒性により発症することも多く、様々な物質が原因である可能性を持っているため、誰にでも起こりうる頭皮湿疹といえます。
対策としては、原因となっている物質に触れないことが一番です。
まず原因を特定することが重要なので、時間、頭皮湿疹がでるまでの間に頭皮に触れたものをメモしておくことで何が接触性皮膚炎を引き起こしているのかある程度の予想をすることができます。
また洗浄力の強いシャンプーを使用している場合、すすぎ残しにより、刺激性の強い物質が頭皮に残り続けているために接触性皮膚炎を引き起こすこともあるため、すすぎ残しがないように丁寧な洗髪をすることで改善される場合もあります。
症状がひどい場合や、原因物質の特定が難しい場合は皮膚科にてパッチテストをうけ、処方された薬で症状を抑えましょう。


まとめ


今回主な3つの頭皮湿疹の原因を取り上げましたが、これ以外にも頭皮湿疹になることがあります。
頭皮以外にも症状がある場合は別の病気であったり、食べ物によるアレルギーであったりすることもあります。
どういったときに頭皮湿疹がでるのか、頭皮の状態はべたついているのか、乾燥しているのか、以前に比べフケが出る量が明らかに増えているのかなど自分である程度症状を把握することで正しい原因となっている症状を判断することができます。
早く治すためには正しく症状を特定し、その症状にあった対策をうたなければなりません。
やみくもにいろいろな対策をうってしまうとうまくいって改善される場合もありますが、より症状が悪化することもあります。
まず自己診断をしてみる。
それでもわからなければ美容師、医師に相談しシャンプー、トリートメントを変えてみる、薬を処方してもらうようにしましょう。

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