色落ちを防止してお気に入りの髪色をキープ!色落ちの原因と長持ちさせるコツ

「今日染めたカラーはいつまで色持ちしますか?」

というお客様からの質問。

みなさんも一度は担当の美容師に聞いたことがありませんか?

染めたてはいい感じだけど、日が経つにつれて色が落ちてくるのを少しでも長持ちさせたい!

という事で今回は、ヘアカラーの褪色(色落ち)の原因と色持ちを良くする方法をご紹介します!

■褪色の原因


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カラー剤を髪の毛に塗ると、まず髪の毛のメラニン色素を分解し、脱色が行われます。
その次に色素が入ることで、目的の色味を出すことができます。

つまり、色落ちを防ぐためには、色素が髪の毛から流れ出てしまうのを防ぐ事が鍵となります。

日本人は、西洋人の髪質の様な色素の薄い髪質と違って染まりにくく、色落ちしやすい髪質と言えます。
最近は、「アッシュ」や「グレージュ」、「ブルージュ」など外国人風カラーと呼ばれるの色素の薄い色味が流行です。
こういった透明感のあるカラーは、明るい髪の毛に薄い色味を入れることで実現しますが、薄い色味=色素の量が少ないので抜けやすい色味であることは確かです。

人気の外国人風カラーはブリーチが必要な場合も多いのですが、赤色のメラニン色素が多い日本人の髪の毛をブリーチすると黄色味やオレンジ味が出やすくなります。黄色やオレンジはアッシュ系の色の正反対の色味なので、アッシュ系の色味が出にくく、色がすぐに抜けてしまうのです。

明るい色であればあるほど色落ちしやすくなるのですが、色落ちしやすいのは色素の特性や色の種類というより、ヘアケアの習慣によるものによって大きく左右されます。

色落ちの原因は大きく、『自然褪色』と『科学的褪色』の2つに分けられます。

1.紫外線やドライヤーなどの物理的ダメージによる『自然褪色』

【紫外線】

夏に日焼け止め無しで外出すると、たった数時間、数分で顔や腕が焼けてしまいますよね?
頭部を覆うように生えている髪の毛は、顔よりもっと紫外線に晒されています。

海水浴や屋外レジャーの後に髪の色が明るくなった様に感じたことはありませんか?
紫外線は肌だけでなく、髪にもダメージを与えます。80~85%のタンパク質が紫外線によるダメーを受けると髪の柔軟性が失われ、パサパサ・ゴワゴワした髪になってしまいます。また、紫外線は髪の中に定着した染料を分解してしまうので、カラーリングの色落ちの原因となります。

【熱ダメージ】

ヘアカラーは熱に弱いという特徴を持っています。
熱いお湯でシャンプーをすると、締まっていたキューティクルが開いて中から色が出てしまい、色が抜けやすくなるのです。
シャンプーは38度程のぬるま湯を使って行いましょう。

ドライヤーやコテで熱を当てすぎると色落ちだけでなく、キューティクルを傷つけてしまいます。

2.薬剤による『科学的な褪色』

特に傷んでいる髪の場合、色落ちは異常に早くなります。
最悪の場合2~3回シャンプーすると色が落ちてしまう事も…

傷んでいる髪は、髪そのものの内部がスカスカな状態なので、そもそも毛髪内部の染色出来る部分も少なく、染まってもダメージホールから色が抜け落ちてしまうという理由です。

【シャンプー】

いつも使っているシャンプーはどのようなものでしょうか。
ヘアカラーが熱に弱いことは説明しましたが、熱いお湯でシャンプーするのは色落ちだけでなくキューティクルが剥がれやすくなるので、髪のダメージの原因になります。髪が傷むことでさらに色落ちが進んでしまうので、38度くらいのぬるま湯でシャンプーするようにしましょう。

スプレーやワックスをたくさんつけるとシャンプーで洗い流す回数が増えるので、色落ちしやすくなります。
さらに、スタイリング剤が髪にダメージを与え、ヘアカラーが落ちやすい髪質にしてしまう事もあります。

【パーマなどの薬剤】

パーマや縮毛矯正をした後、髪色が明るくなったと感じたことはありませんか?
その原因は、パーマなどの薬剤に含まれるアルカリによるもので、アルカリによってキューティクルが開き髪の毛からカラーが流れ出てしまう為です。

■カラーの色持ちを良くする方法


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◆ヘアカラーを長持ちさせるシャンプーを使用する

シャンプーを選ぶ目安としては、

1. 洗浄力が弱い、優しい。

2.染料が抜け落ちないように毛髪補修成分が多く配合されている。

3.アミノ酸系シャンプー

この3つがシャンプーによる色落ちを防ぐ上で重要なポイントです。

カラー専用のシャンプーには、染料が抜け落ちないように毛髪補修成分が多く配合されています。
専用のシャンプーを使うことで色落ちを遅らせることができます。

◆洗い流さないトリートメントを使用する

紫外線や摩擦、乾燥などによりキューティクルが傷み色味やタンパク質が流れない様にすることが大切です。

もちろんコテやアイロンなどを使う方にも洗い流さないトリートメントで保護することで熱から髪を守ってくれます。

洗い流さないトリートメントは、手触りを良くしてくれるだけでなく、ヘアカラーの色落ちを防ぐ意味でも使用することをおすすめします!

◆髪を洗ったあとはすぐに乾かす

濡れている状態の髪の毛は、キューティクルが開いています。
キューティクルが開いた状態で放置してしまうと、そこから色素が流出します。
乾くとキューティクルは閉じた状態になるので、お風呂上りは必ず髪の毛を乾かしましょう。

濡れたままや半乾きの状態で放置するのは色落ちの原因だけでなく、ダメージの原因にもなります
ドライヤー前には洗い流さないトリートメントをつけて、熱のダメージから髪を守りましょう。

まずはしっかりと必ず毎日乾かすこと!!

難しいことは考えず、毎日継続することが大切です。

◆アイロンやコテの温度に気を付ける

髪の毛はとにかく熱に弱く、過度の熱を与えるとタンパク変性という現象を引き起こします。

アイロンやコテの温度は160~180度を目安に、素早く巻くのがポイント!
注意するのは、温度だけでなく時間も重要です。
髪を挟んでいる状態で長時間置いてしまうと、キューティクルを傷つけてしまい色落ちの原因になります。

髪を巻くときは160~180度でサクッと仕上げましょう!

◆暗めにカラーリングする

髪質によって差はありますが、明るい色であるほど、色落ちしやすくなります。その為、仕上がりを希望の色より1~2トーン暗めの色に染めることをおすすめします。そうすることで、色がすぐに抜けてしまうのを防ぐ事ができます。

そして、ブリーチをすると色落ちが早くなります。
ブリーチを使ったダブルカラーやグラデーションカラーは、綺麗な色味が出る反面、褪色が早いといったデメリットがあります。

希望の色味にもよりますが、カラーを長く楽しみたいのであれば、ブリーチを使ったカラーは一度担当の美容師に相談しましょう。

■まとめ


ヘアカラーの色落ちの原因は様々ですが、色持ちを良くするには健康な髪の毛であることが最重要となります。
せっかく美容院でカラーをしたなら、綺麗な色を長持ちさせたいですよね。

日頃のヘアケアでカラーの色持ちも大きく変わります。
少しでも長くヘアカラーを楽しむ為に、出来ることを毎日続けてみましょう!

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